ふれあい看護体験について

お知らせ

2024.08.19

コラム

令和6年7月30日看護協会主催の「ふれあい看護体験」に今年も施設受け入れ登録を行い高校生1名を受け入れました!

今年で受け入れは3年目になりましたが、初めての男性学生さんで高校1年生でした。
写真掲載については学生さん・患者さんにも同意を得ています。
では早速その1日をご紹介します。

①通所リハビリに来ている患者さんと一緒にリハビリ体験

緊張でがちがちの学生さんでした。

②臨床工学技士とのお話

今回は透析治療を支える同車輪である臨床工学技士からも話をしてもらい将来の職業選択肢の一つになればと願いを込めて企画をしました。

③足浴、食事準備や足の処置を体験

病棟で患者さんの足浴と食事準備や足の処置を体験し、患者さんから感謝の言葉とエールをもらい、すごくうれしかったとすっかり緊張もほぐれたようでした。

④透析中の患者さんとお話

「かわいかったな、立派な医療者になってくれたらいいな」患者さんもよい刺激になり楽しい時間を過ごしてくださいました。

④先輩看護師にインタビュー

看護師になったきっかけや受験勉強の方法、学校の選択。お給料のこと、今のやりがいなど質問攻めで先輩看護師はドキドキでした。

高校生の感想の一部抜粋です(原文)

患者さんと話していて、患者さんはあまり元気がないというイメージが払拭されました。透析している患者さんのリアルな思いを聞くことができました。ふれあい看護体験でしか経験できないことでした。今回一番うれしかったのは病棟で足浴や処置の一部を手伝わせていただいたときに「ありがとう。高校生か。頑張ってね」と言われたことです。この言葉が看護の一番の嬉しさだと思いました。

担当者の感想

ふれあい看護体験の受け入れ施設として登録し、3年目になります。例年と違うのは男子学生であったことと高校1年生であったということです。
すでに将来への目標を明確にして、体験を通して目標を具体的していく姿勢には感動しました。
患者さんも若い男子学生に大喜びで、たくさん話をしてくださり、学生の緊張した表情が緩んでいくのがよくわかりました。患者さんも孫を見つめるようにいとおしく感じてくださり、短い時間でしたがよいかかわりをしてくださいました。
ふれあい看護体験は、かかわる施設に直近で恩恵があるわけではありませんが、いつか同じ看護の道を場所は違えど選択してくれたなら、うれしいなと感じています。